AIDMAの法則

AIDMA(アイドマ)の法則とは、次の5つの頭文字を取ったものです。
 ・Attention(注意)
 ・Interest(関心)
 ・Desire(欲求)
 ・Memory(記憶)
 ・Action(行動)

アメリカのローランド・ホールが提唱した「消費行動」のプロセスに関する仮説です。消費行動とは、消費者があるモノを知り、買うという行動に至るまでのプロセスで、コミュニケーションに対する反応プロセスでもあります。このプロセスは「認知段階」「感情段階」「行動段階」の3つに分けられます。消費者が、まずはじめに製品やサービスに対して注意をはらうようになる「認知段階」、次いで興味や関心を抱き、欲求し、記憶する「感情段階」、最終的に購買行動を起こす「行動段階」の3つです。

アイドマの法則は、買い手に視点を置いたところが特徴で、これを売り手の視点と対応させると下図のようになります。しかし、当然ながら、価値観や期待、コミュニケーションの基盤となる知識レベルの違う個々人は、同じコミュニケーションを行なった場合でも、それに対する反応が異なります。そのため、アイドマを意識したコミュニケーションでは、そのコミュニケーションが顧客の「認知段階」に影響を与えるのか、「感情段階」に影響を与えるのかという目的の明確化が必要であると同時に、「誰に対するコミュニケーション」なのかというマーケティングの基本とも言える対象者の選定が重要な要素となります。